BOSS DS-2 Turbo Distortion

これが生まれて初めて買ったエフェクターです。
当時(15歳頃)雑誌に載っていた”エフェクター”なるモノに興味津々だった。
プロのギタリストの足下に所狭しと並べてあったこの小さな箱状のペダル。
これをつなぐだけで初心者の自分でも魔法のトーンが出るような予感さえした。
特にBOSSの製品はスタイリッシュな形に色違いのボディとコレクター心をくすぐるものであった。とにかく欲しかったのだが地元には楽器店は無いし、たくさんある種類の中からどれを選んでいいのかも分からなかった。今のようにインターネットも普及しておらず、検索しても得られる情報は少なく情報源といえば音楽雑誌。「BANDやろうぜ」という雑誌には非常にお世話になりました。(小さく掲載もされたしね)。
そこに載っていた記事によると”歪み(ひずみ)系”と”ディレイ”と”コーラス”というのがエフェクターの3種の神器らしい。上記の順番で買っていけば間違いないと。マルチエフェクターというエフェクターの複合機もあったが、ルックスがどうもそそらないし値段も高い。この雑誌の言うとおりにコンパクトエフェクターを買ってみようという結論に達した。
歪み系といってもBOSSだけでも12種類くらいあったと思う。初心者にはこの選択肢の多さは難しかった。ここでやはり音楽雑誌の情報。歪み系には大きく分けて3種類あると言うことが分かった。ナチュラルな歪みの”オーバードライブ”、激しい歪みの”ディストーション”、その2種類とまったく毛色の違う”ファズ”。今思えば信じられないがファズには全く興味がわかなかった。今はファズが無いと生きていけないくらい好きなのだが・・・。
ここでファズが選択肢から外れる。素人考えで、オーバードライブで歪みが足りないと悲惨だなあ、ディストーションの歪みを弱めればオーバードライブになるんじゃない?という間違った考えでディストーションに決定。あの頃のBOSSのディストーションはたしか3種類。とんでもなく歪むメタルゾーン、←と何が違うのかハイパーメタル、そしてターボディストーションでした。で、ターボディストーションだけ独自の機能が。別売フットスイッチでモード切替ができたのだ。簡単に言うと外部スイッチで2つの音色を切り替えられたのだ。これは小遣いの少ない伊藤少年には魅力的だった。
だいたいの目星を付けていざ楽器店へ。当時は想像できませんでしたが、この楽器店さんは今でも親密にお付き合いさせていただいております。
必ず試奏しろと雑誌にあったので訳も分からず試奏。自宅ではずーっとアンプ直のクリーントーンでしか弾いたこと無かったのでとにかくかっこいい音に感じた。(歪みさえすれば何でも良かったと思う)別売のフットスイッチとケーブルも買って家路へ。自転車と電車(乗り換え1回)で片道1時間弱。この帰り道はとても長い時間に感じた。
家に帰ると狂ったように弾きまくる。当時コピーしてた音楽には絶対マッチしない音色なのだが、とにかく楽しかった。
ここから私のエフェクター人生が始まったのだが、残念ながらこいつだけは手元に無い。どうしたんだっけかな、売っちゃったのかもしれない。この後買ったのはほとんど残ってるのに・・・。
「俺が買ったんだよ」って方、教えて下さい。w

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