LED ZEPPELIN「PHYSICAL GRAFFITI」収録「Custerd Pie」

この曲がZEPPとの出会いでした。当時邦楽しか聴いていなかった私。洋楽も聴いてみようと思い、
当時読んでいた宝島社出版の音楽雑誌でたまたま特集していたLED ZEPPELINを探しに中古CDショップへと
行ったのだった。14~15歳の時のことである。そして棚にあったLED ZEPPELINのCDはこのアルバムだけ。
「Rock and Roll」を聴いてみたかったので「Ⅳ」が欲しかったのだがこれも縁だと思い、おもむろにレジへ。
同時にレジへ持って行ったのはDoorsの「Light My Fire」。タイトル曲は故hideがカバーしていたのを聴いた
事があり、知っているCDも欲しいと思いこれを選んだのだった。
家に帰って聴いてみる。当時J-POPやJ-ROCKしか聴いたことがなかった私には良さが分からなかった。
分かるようになったのはそれから2~3年後の事である。高校へ入ると周りの同級生も多種多様な音楽を
聴くようになってくる。そんな時にCD棚をあさっているとこのCDが。何気なくかけてみると買った当初とは印象
が全く違う。素直にかっこいいと思えたのである。ギターのリフがかっこいいと思えたのはこれが最初なのかも
しれない。ジミーペイジのレスポールから放たれるシンプルなリフ。そのリフが楽曲を牽引している。ZEPPは
どの曲を口ずさむ時も歌のメロディではなくギターリフなのだ。そのくらいロック史に残る名リフが多いのだ。
楽曲の構成もとてもシンプル。今のポップスのようにAメロ—>Bメロ—>サビとかではないのだ。リフがあり
キメを挟むだけで展開すらないと言っても過言ではないだろう。これだけシンプルなのに何故かかっこいい。
そしてギターソロでのワウペダル。ワウペダルってこういう音というのを知った曲でもある。迫ってくるような
感じがするリズム隊にもかっこよさを感じた。思えばロックはリズム隊ありきだと思う。
リズム隊がかっこよければギターはルーズな方がかっこいいと思う。特にジョンボーナムの重たいリズムは
今でも世界一好きである。曲中のフィルインも男らしいものが多く、フィルインの良さは手数だけではないと
教えてくれた。曲の終盤フェードアウト直前のタム—>フロアタム—>バスドラ&シンバルのフレーズは
今でも大好きである。たった3発だけのドラムの音になぜこんなに感動するのかは分からないが、かっこいいと
思うのだからそれ以上の理由は必要ない。

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